鋼の錬金術師電子書籍の感想文

「鋼の錬金術師」は2001年8月号から2010年7月号まで月刊少年ガンガンにて連載されていた作品です。

全108話、単行本にすると27巻という大作になります。

また2017年からはガンガンオンラインにてリバイバル連載されるなど、話題が尽きない作品でもあります。

山田涼介さんが主演で実写映画化されたのでご存じの方も多いハズ!

長期連載の上、決して新しいとはいえない作品ですが、今も愛されている作品の魅力を紹介します!

「鋼の錬金術師」は全27巻の大作です。

主人公であるエドとアルの兄弟は「国家錬金術師」として「賢者の石」を作るべく、
アメストリス国の各地を旅しています。

この設定だけだと、王道の少年漫画のように思えますが、
そこに国として権力争いが絡んでくるのが魅力的な部分です。

エドとアルは賢者の石を作るため少しでも
手がかりになりそうな場所があったら、すぐに飛んでいきます。

そこで巻き込まれる事件を通して、段々と国を巻き込む騒動へと近づいてしまいます。

綿密に張り巡らされた伏線が何回も通して
読む内に明らかになっていくという、何度読み込んでも新しい面白さがある作品です。

27巻全てを手元に置いておくのは難しいですが、
電子書籍ならば一気に持ち運べるので読みたい時に
気になっていた巻をすぐにチェックできますね。

話が進むほど確認したい所が増える作品です。

特に主人公以外にも、「軍部」と呼ばれる
軍関係者の人間関係は込み入っていて一度読んだだけでは中々理解しづらいです。

エドとアルは「国家錬金術師」ですが、戦争のときにはそのまま軍に組み込まれてしまうことも。

過去に内戦を治めるため国家錬金術師が投入された時の話もたびたび登場します。

「イシュタールの内戦」と呼ばれる戦争で
トラウマや傷を負った登場人物も多く、単なるバトルものではない深みを教えてくれる作品です。

戦争の悲惨さや命について考える場面も多くあります。

国家錬金術師は研究を義務付けられていて、
その研究のために非人道的なことをする錬金術師もおり、
現実の世界でも研究倫理が叫ばれる今、非常に考えさせられる作品になっています。

エドとアルの目的、国家情勢、錬金術と様々な要素が
絡まって話が進んでいく面白さはまるでミステリーを読んでいるようですよ♪

「鋼の錬金術師」の世界で禁忌とされているのが「人体錬成」です。

読んで字のごとく、
人の体を錬金術で作ってしまうというものなのですが、
エドとアルはこの禁忌を犯してしまっています。

2人の冒険と軍部と国の陰謀が交差し始めてからが、ストーリーは休息に進んでいきます。

今まで気にしていなかった人物が重要人物になったり、良いキャラクターが亡くなったり。

読者に飽きる暇を与えないまま最後まで走りきる作者さんの凄さに脱帽です!

読みはじめると止まらなくなるので、全巻手元に置いて読むのがおすすめ。

電子書籍だといつでも読めるので、便利な世の中になりました。